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妊娠中の抗凝固薬に関する注目すべき母体および胎児のリスク

妊娠中の抗凝固薬に関する注目すべき母体および胎児のリスク

2017/06/07

2017年6月7日(水)(HealthDay News)-妊娠中の機械弁に対する抗凝固薬は、母体および胎児の注目すべきリスクと関連があることが、6月6日付Journal of the American College of Cardiology誌の論文で示されている。

シアトルにあるワシントン大学医学部のZachary L. Steinberg氏(M.D.)らは、妊婦の母体および胎児の有害転帰のリスクと様々な方法の抗凝固療法を受ける機械弁とを比較した。データには18件の論文による800件の妊娠が含まれた。女性は、妊娠期間中を通じてビタミンK拮抗薬(VKA)、妊娠期間中を通じて低分子量ヘパリン(LMWH)、妊娠初期にLMWHその後はVKA、または妊娠初期に未分画ヘパリン(UHA)でその後はVKAのいずれかの投与を受けた。

母体の複合リスクは、LMWH、LMWHおよびVKA、UFHおよびVKAと比較して、VKAがもっとも低かった(それぞれ16、16、16、5パーセント)。胎児の複合リスクは、VAK、LMWHおよびVKA、UFHおよびVKAと比較して、LMWHがもっとも低かった(それぞれ39、23、34、13パーセント)。ワルファリン1日5 mg以下を服用した女性およびLMWHレジメンの女性には、胎児リスクにおける有意差はなかった。

「VKA治療は、最も低い母体の有害転帰リスクと関連があったが、妊娠期間中を通じてのLMWH使用は最も低い胎児の有害転帰リスクと関連があった」と著者らは述べている。

著者の1人はグラクソ・スミスクライン社との金銭的つながりを公表した。

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翻訳: TransPerfect

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