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特定のVTE症例への抗凝固薬再開は費用対効果に優れる

特定のVTE症例への抗凝固薬再開は費用対効果に優れる

2017/06/07

2017年6月7日(水)(HealthDay News)-5月18日にJournal of Thrombosis and Haemostasis誌(オンライン版)で公表された研究によると、抗凝固薬治療の再開は、予測1年静脈血栓塞栓症(VTE)リスクが17.5%以上の患者にとって費用対効果に優れている可能性がある。

英国バーミンガム大学のMark Monahan氏と同僚らは、患者がその後に明らかなリスク因子のないVTEが生じるリスクに基づいて、抗凝固薬治療を再開する場合と、治療の延長をしない場合との決定ルールを用いて長期の費用対効果を検証した。マルコフ患者レベルシミュレーションモデルを開発し、そこでは国民保健サービス/対人社会サービスの観点から人生計画対象期間を採用した。

政策決定者らが取得した質調整生存年あたり最大2万ポンドを支払えば、予測1年VTEリスクが17.5%以上の患者の治療が費用対効果が高くなる可能性があることが、研究によりわかった。このモデルは全体のパラメータ不確実性に対して感度が非常に高く、費用対効果において最適な決定ルールを選択する際に注意が必要である。抗凝固薬治療の不効用および死亡のリスクは、単変量感度分析において好結果を生み出すのに大きな影響を及ぼした。

「これは明らかなリスク因子のないVTE患者に対して治療再開の決定ルールを用いる際に考慮すべき、初めての経済モデルである」と著者らは述べている。「この患者集団への治療に関する長期の出血リスクを予測するため、さらに良いデータが必要だ」

抄録
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翻訳: TransPerfect

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