連鎖球菌性咽頭感染が精神疾患と関連
2017年6月7日(水)(HealthDay News)-5月24日にJAMA Psychiatry誌(オンライン版)で公表された研究によると、連鎖球菌性咽頭感染の患者は、精神疾患、特に強迫性障害(OCD)およびチックのリスクが増加する。
デンマークにあるコペンハーゲン大学のSonja Orlovska氏(M.D.)らは、最長17年間追跡した集団ベースのコホート研究を実施し、連鎖球菌性咽頭感染後の精神疾患リスクを検証した。データには小児1,067,743名が含まれ、そのうち638,265名が連鎖球菌検査を受け、349,982名が検査で1回以上陽性とされていた。
あらゆる精神疾患のリスクは、連鎖球菌検査を受けなかった人と比較して、連鎖球菌検査が陽性ので高く(罹患率比[IRR]1.18)、特にOCDおよびチック障害では増加した(IRRがそれぞれ1.51および1.35)。非連鎖球菌性咽頭感染と比較して、連鎖球菌性咽頭感染後のあらゆる精神疾患およびOCDのリスクは、さらに増加した。あらゆる精神疾患、OCDおよびチック障害のリスクは、非連鎖球菌性咽頭感染患者でも増加した(IRRはそれぞれ1.08、1.28、1.25)。
「OCDおよびあらゆる精神疾患よりは低かったものの、非連鎖球菌性咽頭感染もリスク増加と関連しており、このことも、小児の急性精神神経症候群に関する診断概念の重要な要素を支持している」と著者らは述べている。
翻訳: TransPerfect
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