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体部白癬

(ぜにたむし)

執筆者: Denise M. Aaron, MD, Dartmouth-Hitchcock Medical Center

体部白癬は,顔面,体幹,および四肢の皮膚糸状菌感染症である。

体部白癬は皮膚糸状菌症( 皮膚糸状菌症の概要)の一種で,ピンク色から赤色の環状(O字状)の斑および局面が生じ,境界部は隆起して鱗屑を伴い,遠心性に拡大して中心治癒傾向を示す。まれな非定型例では,中心治癒傾向を示さない小丘疹または小膿疱が点在する,鱗屑を伴う貨幣状(円形状)の斑として生じる。頻度の高い原因菌はT. mentagrophytesT. rubrumM. canisである。

診断

  • 臨床的評価

鑑別診断としては以下のものがある:

  • ばら色粃糠疹

  • 薬疹

  • 貨幣状湿疹

  • 多形紅斑

  • 癜風

  • 紅色陰癬

  • 乾癬

  • 第2期梅毒

治療

  • 抗真菌薬の外用または内服

軽度から中等度の病変に対する治療は,イミダゾール系薬剤,シクロピロクス,naftifine,またはテルビナフィンのクリーム,ローション,またはゲル剤での投与である。薬剤は1日2回擦り込み,病変が消失してからも最低7~10日間は継続すべきであり,治療期間は典型的には約2~3週間となる。

T. rubrumに感染している患者と消耗性の全身性疾患のある患者では,広範かつ治療抵抗性の病変が生じる。そのような症例に対して最も効果的な治療は,イトラコナゾール200mg,1日1回またはテルビナフィン250mg,1日1回の2~3週間にわたる内服である。

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