がんにたいするからだまも

レビュー/改訂 2021年 7月
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からだはどのようにしてがんからまもっていますか?

たいていは、からだそなわっている免疫系めんえきけいが、がん細胞さいぼうつけて、おおきくなったり、ひろがったりするまえにがん細胞さいぼうをこわすことができます。免疫系めんえきけいとは、病気びょうき感染かんせんからからだまもるために全身ぜんしんりめぐらされている細胞さいぼう組織そしき臓器ぞうきのことです。免疫系めんえきけいはたいてい、がん細胞さいぼう異常いじょう細胞さいぼうづいて、これを攻撃こうげきします。

からだまもりがうまくいかないことがあるのはなぜですか?

免疫めんえきはたらきがよわまっているひと免疫系めんえきけい異常いじょうがあるひとでは、がんがふつうよりひろがりやすくなります。これは、つぎのことにてはまる場合ばあいこります:

  • HIV感染症かんせんしょうまたはエイズにかかっている

  • 免疫めんえきはたらきをよわめるくすりんでいる

  • 年齢ねんれいが60さい以上いじょう免疫めんえきはたらきはとしをとるにつれてわるくなっていきます)

しかし、免疫めんえきがしっかりはたらいていても、つねにすべてのがん細胞さいぼうつけて、こわせるわけではありません。ときには、がんがおおきすぎて、免疫めんえきはたらきでは、こわすことができない場合ばあいもあります。

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